食品分類の方法として、「5大栄養素」とともに「3色食品群」が一般的によく知られています。
5大栄養素
食品に含まれている栄養素であり、炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質、ビタミンの5つを表します。
3色食品群
栄養素の働きの特徴で、赤・黄・緑色の3つの食品群に分類したものです。
- 赤色の食品
- 肉・魚・卵・大豆・牛乳など「血や肉をつくる食品」
- 黄色の食品
- ご飯・パン・芋・砂糖・油など「働く力になる食品」
- 緑色の食品
- 野菜や海草・果物など「体の調子を整える食品」
各群から2種類以上の食品を摂ると、栄養バランスのとれた食事になるように考案されました。
例えば、トーストとブラックコーヒーの朝食では「黄色の食品」だけですが、コーヒーに牛乳を入れる、目玉焼きにレタスを添える、果物を摂ると、3色になり栄養バランスが良くなります。
外食でメニューから選ぶ際など、「3色食品群」をぜひ参考にしてみてください。