立ち上がりや歩行が億劫になったり、頻繁につまづいたりすることはありませんか?それは、筋肉量が減少していく老化現象のサルコぺニア(筋肉減少症)かもしれません。
高齢者だけの現象ではなく、25~30歳頃から進行が始まると言われており、原因の1つは不活動だと考えられていますが、まだ解明はされていません。
では、サルコぺニアにならいないためには、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか?
栄養バランスのとれた食事
筋肉を作る栄養素は主にたんぱく質で、牛乳、肉、魚、卵などに多く含まれています。これらの食品を毎回の食事に取り入れましょう。
運動
筋肉を増やすことによって進行の程度を抑えることができます。意識的に、そして無理のない範囲で運動を続けていくことが大切です。
体重管理
肥満が原因で活動量が低下し、サルコぺニアになる場合があります。また、反対に、低栄養による痩せが症状を引き起こす場合もあります。体重管理に気を付けましょう。
最後に、サルコぺニアの治療方法は原因によって異なります。疾患がある方は、まず主治医ご相談されてから、運動や食事の改善について指導を受けられることをおすすめします。