あるNPO法人では、一部の市販弁当や外食で栄養分であるミネラルが不足していて、慢性病の原因になっており、「ミネラルを多く摂れば健康になり、うつ病は減って病気も治る」と訴えています。
このNPO法人ではさまざまな食品について、県の食品検査センターへ依頼し、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅の5つのミネラルを測定しています。
その結果、あるコンビニの「幕の内弁当」は5つのミネラルがいずれも必要量を大きく下回っており、カップヌードルは5つのミネラルとも大きく不足していたそうです。
ミネラルを意識した食事をすることで自閉症、うつ病、冷え性、腰痛などが改善した例が多くあると言われています。
ミネラル不足を解消する食べ物は以下のようなものがあります。
カルシウム
牛乳、プロセスチーズ、ヨーグルト、干しえび、煮干し、ひじき、モロヘイヤなどです。クエン酸はカルシウムの吸収率を高める効果があり、柑橘類、梅干などと一緒に摂れば効果的です。
マグネシウム
大豆、油揚げ、納豆、アーモンド、カシューナッツ、ひじき、わかめなどがあります。
鉄
レバー、卵、あさり、カツオ、めざしなどがあります。
亜鉛
カキ、うなぎ、煮干し、牛肉、レバーなどがあります。
銅
シャコ、イイダコ、カキ、干しえび、枝豆などがあります。
ミネラルは体にとって重要な役割を持っています。普段の生活でも意識して摂るようにしましょう。