毎日暑い日がつづいていますが、今回は熱中症対策のために摂取するとよいと言われている食べ物について、ご紹介します。
熱中症対策に摂取したい栄養素
ビタミンＢ１
疲労回復の効果があります。ビタミンＢ１が不足すると、糖質の分解ができずに、乳酸やピルビン酸などの疲労物質が増え、疲れやすくなります。ビタミンＢ１は豚肉、玄米、うなぎなどに多く含まれます。
ビタミンＣ
免疫力の向上に効果があり、赤ピーマン、キウイ、レモンなどに多く含まれています。ビタミンＣは水に溶けやすく、熱に弱いので、生のまま食べる方が望ましいです。
クエン酸
疲労の原因でもある、乳酸の発生を防いでくれる働きが期待できます。梅干、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、酢などに多く含まれています。特に梅干しは塩分やミネラルが豊富です。但し、塩分がたくさん含まれているので、摂りすぎには注意してください。
カリウム
体内の水分を保持する効果があり、カリウムを多く摂ることで、筋肉収縮の作用が強まり、回復の手助けをしてくれます。バナナ、ジャガイモ、ほうれん草、ヒジキ、パセリなどに多く含まれ、特にジャガイモは野菜の中でも、多くのカリウムを含んでいます。
熱中症は高い気温の中、水分や塩分、ミネラルなどが多く失われることにより、体温の調節ができなくなり、頭痛、吐き気、めまいや失神、けいれんなどの症状が現れます。
熱中症対策には水分補給が大切ですが、普段の食事もバランスよく摂取し、暑い夏を乗り切りましょう！
