福井県勝山市で江戸時代から栽培されている伝統野菜に「勝山水菜(かつやまみずな)」があります。平成16年度の「故郷に残したい食材」に選定されており、地元で親しまれています。
太い茎が特徴的ですが、加熱すると茎が驚くほど柔らかくなります。甘さの中にほろ苦さのある独特の味わいで、「水菜」の名称は他の菜類に比べてアクがなく、みずみずしいところからつけられたと言われています。
栄養や効能ですが、食物繊維やビタミンCを多く含み、風邪予防や疲労回復、肌荒れなどに効果が期待されます。
※上記の写真は「勝山水菜のお浸し」です。
旬は2~4月で、奥越地方の方々はこれを食べると、春の到来を実感されるそうです。機会があれば、ぜひご賞味ください。